防災グッズについて、災害看護の視点から。

こんにちは。

神戸三宮、外反母趾・現役ナース外来！靴の痛みが和らぐインソールセラピー【シューズナース】の磯谷です。

明日は、防災の日。

なので、以前に書いた記事を、引っ張り出してきました。

あちこちで防災関連のイベントがありましたが、皆様、防災グッズなどは準備されてますか？

阪神淡路大震災（以下１・１７）の時でも２日間で救助が来ました。

ですので、家屋に問題がなければ、３日間持ちこたえれば良いと思われます。

慌てて買いに走るのではなく、普段から準備しておき、消費期限が切れないよう、日を決めて入れ替えましょう。

日常使いにして、入れ替わるようにしていくのもいいアイデアかと。

・飲料水　１人あたり３リットル×３日間

１日３リットルは体内水分のIN/OUTバランスからみると、成人男性でも多いような気もします。

ですが、準備は少ないよりは多い方が良いかと。

持病で水分制限されているなどの、問題が無いのであれば、こんな時は意識的に水分をとって欲しいのです。

なぜかと言いますと、トイレに行く回数を減らすため水分を取らず脱水になったり、静脈血栓塞栓症（いわゆるエコノミークラス症候群）に、なりやすいのです。

血漿（血液の水っぽいところ）濃度に近いイオン飲料（●カリスエットなど）もおすすめです。

真水の方が生活用水にも使えるため、イオン飲料は粉末で準備しておいて、飲むときに溶かす方が、ムダがなくていいかもしれませんね。

野菜不足になるため、野菜ジュースもいいですね。

重くはなりますが、破損防止に缶入りだとなお良いです。

・非常食　３日分（アルファ米、レトルト、乾パン、缶詰、ビスケット、チョコなど）

できれば１品１品味の違うものを数多く。

温かい食事も大事。飽きると食が進まず、体力が落ちます。

甘い物を入れる事でカロリー摂取でき、満足度も高くなります。

ラップを敷いてお皿を使うと、洗い物の水の節約に。

・貴重品　

現金・通帳・印鑑・健康保険証など

・携帯電話　

充電バッテリーも。ソーラーパネルなら、充電切れの心配なし！

・衛生用品　

ばんそうこう・ガーゼ・ハイドロコロイドドレッシング（〇ズパワーパッド）・常備薬・体温計・マスクなど

（キズは開けたばかりのペットボトル水、できれば水道水で洗えば良いので消毒薬はあえて書いてません。

詳しくは【 靴ずれには湿潤療法を。】をご覧ください）

・お薬手帳　

いざと言う時取り出せない事もあります。

ご自分の常用薬の名前・ミリグラム数は、普段から覚えておきましょう。

飲みなれた薬、もしくは内容が同じ薬が手に入りやすくなりますよ。

他に合併症がない場合の処方や、それで効果がない場合の処方、持病によっては処方できない薬もあります。

それらを探るのに時間がかかったり、飲んでみなければ分からない時もあり。。。

現在の症状から、お薬処方するしかありませんよね？

医師も困ってました。

・その他

ヘルメット・防災ずきん・軍手・懐中電灯・電池・マッチ・衣類・下着・タオル・ウエットティッシュ・洗面用具・毛布・ビニール袋・ラップ・筆記用具・眼鏡

乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳ビンなど

各ご家庭によって、他、これはいる！というものもあると思いますので、考えてみて下さいね。

あと、大事なのが靴！

貴女の靴は、足元が悪い中でも、歩ける靴ですか？

次に詳しい話をのせますね！

やはり普段からの心構えが大事ですね。

家づくりでいう基礎をしっかりさせれば、イザという時にも安心です。

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